「古い家のない町は、思い出のない人と同じです」
この言葉は、古いものには価値が無くなってしまったのではなく、歴史や思いが記憶された、さらなる大切なものが詰まっているという事を表しています。
古来より日本人は、どんなモノでも大事に扱ってき文化の中で「もったいない」という言葉を生み出し、日本特有の文化として、他国の言葉には置き換えられない言葉を生み出しました。
しかし、現代社会では多くのものが大量に生産され、大量に消費されています。テクノロジーや技術の進歩などにより、日常の中でモノを大切にする素晴らしい文化が希薄になってきています。
こうした社会状況の変遷が、地球環境問題の引き金となった反省から、今では少しずつですが日本の中でもリサイクル意識やエコ活動が広がってきました。
私たち[Re∓ design project] はただ使われなくなったモノを修復するのではなく、不用の運命になってしまった、人々が年月を経て大切に使って来たモノ=「歩みの素材」をデザインの力で 新たな家具や道具に再生し、新しい役割と生命を吹き込む活動をしています。
そんな記憶と思い出を感じる古き良き素材を活かして、デザインの力で新しく意味のある必要とされていくモノを作っていく「Re design」をすることで、昔の環境やモノを大切にする日本の素晴らしい文化を喚起し、それぞれの人の持っている大切な古き良き時代の思い出を思い返し、モノを通して人と人が繋がる幸せな気持ちを少しでも抱いていただけたらと思います。